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収蔵庫の温湿度管理について

収蔵庫の温湿度管理は、収蔵品の保存にとって非常に重要です。温度や湿度が適切に管理されないと、収蔵品は劣化や破損を引き起こし、その価値を失ってしまう可能性があります。

収蔵品によって適切な温度や湿度は異なりますが、一般的には一定の温度と湿度を維持することが重要です。温度は、18℃から24℃の間で、湿度は50%から60%の間で維持されることが望ましいとされています。

収蔵庫の温湿度管理には、専用の温湿度計や空調システムを使用することが一般的です。また、温度や湿度が上下することを防ぐために、収蔵庫の内側に木製の引き戸などを設置し、外気や昆虫や害虫などの流入を防ぐ工夫も必要です。ドアを開ける際にはできるだけ短時間で済ませるようにすることが望ましいです。

さらに、収蔵庫内の空気の流れを促進するために、天井・壁・床に空気層を設け庫内と躯体の間も庫内側も換気を行うことも重要です。また、庫内は常に正圧になるように空調設計を行い、定期的に収蔵庫内の空気を入れ替えることで湿度を一定に保ち、カビや菌の発生を防止することが必要です。

まとめ

収蔵庫の温湿度管理には様々な注意点がありますが、適切な管理とメンテナンスを行うことで、収蔵品を長期間保存しその価値を保つことができます。

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